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美術館の周りは…いつも以上に、沢山の人が来ていました…
芸術祭、と言う事で…普段は見られない貴重な作品が見られたり、一介の芸術家の方が作品を出されたりしています…
…噴水の設計図、と言うものは…出せるのでしょうか…?←

一通り見終って…喫茶店で、一休みする事にしました…
僕は、スコーンとロイヤルミルクティーを頼みました…

「面白かったかい?」

「ええ、とっても……レミゼラさんは…?」

「もちろん楽しかったとも^^絵画や彫刻も、表現こそ違えど音楽と同じ、作り手…演奏者の心が現れる芸術だね」

「心が現れる…」

お父様や…お祖父様の作られた噴水も…やっぱり、心が現れているのでしょうか…?

「…そういえばセララ君」

「はっはいっ!な、何でしょうか…!」

ぼーっと考えていたら…いきなり声をかけられて…びっくりしてしまいました…
レミゼラさんは…言葉を続けます…

「どうして君は、この街に暮らしているんだい?」

「…ふぇ…?」

「親御さんや妹さんはアクアビィテで暮らしているのに、セララ君は何で一人離れたこの街で暮らしているのかな、って」

ちょっと気になったんだ、って…レミゼラさんは、笑顔で聞いてきました…

僕は…緊張しながらも、レミゼラさんにお話しました…

僕の一族…フローライト家は、代々噴水を設計している家系で、お父様やお祖父様の作られた噴水は…このエーデルラントの各地を彩っています…
僕も将来、お祖父様やお父様みたいに…色んな人を感動させる噴水を作れるようになりたいなぁ…って…思っていました…
ここ…マリポーサには…沢山の蔵書を抱える図書館や…色んな美術品が納められている美術館があって…お勉強にはもってこいだと…勧められました…
…それに…僕も、いずれは独り立ちしないと…って思っているから…お父様達と離れて暮らしてみようって…考えたんです…

「…ふぅん…立派な夢を持っているんだね」

「そ、そうですか…!?」

「うん、その夢を叶えられるように頑張ってね^^」

誉めて頂いて…思わず、嬉しくなってしまいました…
そういえば…家族以外の人と、こんなにお話したのは…初めてかもしれません…

「…レミゼラさんは…何か夢はお持ちですか…?」

「僕の夢かい?そうだねぇ…ふふっ、秘密だよ^^」

…そんな事を話しているうちに…カップの中の紅茶も、お皿の上のお菓子も…すっかり空っぽです…

「ふふ、ずいぶん長い事話し込んでしまったね^^そろそろ、席を立とうか?」

「は、はい…!」

日が少しずつ西に傾き始めている空を見上げながら…僕達は街を歩きます…

「さて…次はどこに行こうかな…セララ君、よければ観光案内をお願いしてもいいかい?」

「…ぼ、僕でよろしければ…!」

繋いだレミゼラさんの手は大きくて…とても暖かいです…
…レミゼラさんみたいなお兄様がいらっしゃったら…きっと楽しいでしょうね…

「そうだ…この街の周りには、とっても綺麗なお花畑が広がっているのですよ…!よければ…見に行きませんか…?」

「お花畑か…いいね、是非とも見てみたいよ^^」

「そ、それじゃあ…向こうの方です…!」

僕達は、街の外に向かって…歩き始めました…



(筆者より:結局続いてしまった^^日付アレだけど次の記事使うか^^
そして黒白目撃出来んかった^^なんてこったい^^
まだホモボモじゃないよホノボノだよ^^←お黙り

あとさりげなくカテゴリが増えてます。増枠までまだ一月近くあるというのに自分気早すぎ^^^^^^^)
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今日は、先日の図書の日と並ぶこのマリポーサの見所…芸術祭です…
今回もまた…お父様やお母様やフローレが来る事になっているのですが…そういえばレミゼラさんがご一緒なされる事は言っていませんでした…大丈夫でしょうか…?

「にいさま!」

あっ…フローレが来たみたいです…

「あの…フローレ…僕、今日一緒に行く約束をした人がいるのですが…」

「あら、聞いていないわそんなの!」

「ご、ごめんなさい…でも、良かったらその人も一緒に、どうかなって…」

「ふぅん、どんな人かにもよるけどね!それでその人は?」

「あ…そろそろ来る頃かなぁと…」

本当は待ち合わせしようかと思っていたのですが…迎えに行くと言われまして…

「坊ちゃま、お客様ですよー!」

「あら、さっそくお出ましかしら?」

それを聞いたフローレは…僕よりも先に玄関へ走って行きました…

「やぁセララ君!…って、あれ?妹さん…?

「あら、レミゼラおにいさま!先日はにいさまがたいへんおせわになりました!」

あぁ…フローレってば…
…来客を確認したフローレは…レミゼラさんにご挨拶をして…再び僕の方へ戻ってきました…

「…もしかして、今日ごいっしょなされる方って、レミゼラおにいさまなの?」

「は…はい…」

フローレは・・・ただ「ふぅん」と頷くだけでした…
そうこうしていると、レミゼラさんがこちらに来ました…

「あ、レミゼラさん…お父様とお母様も、もうすぐ着くと思いますので…」

「妹さんが先に来ているのに?」

「フローレは…すこしせっかちさんなんです…よければ…お父様とお母様が着くまで…お茶でも、いかがですか…?」

「ふふ、そうだね、ご馳走になろうかな^^」


「…はは~ん…」


…紅茶のカップが空になったとき…急にフローレに腕を引っ張られました…
…な、何事でしょうか…?

「…ふふっ、にいさまったらぁ。そういうことだったのね」

「…ふぇ?」

「とうさまとかあさまにはわたしからお話ししておくから、にいさまはどうぞふたりきりでたのしんできてちょうだい!」

「へ!?ふ、フローレ、どういうことですか!?」

「またまたぁ、てれちゃって…あ、レミゼラおにいさま!にいさまのこと、よろしくおねがいしますね!」

「?ふふ、言われずとも、今日一日しっかりエスコートさせてもらうよ^^」

「それじゃあにいさま、ばっちり言っておくからね!」

ふえええぇぇぇええ!?フローレ、どういうことですか?説明して下さいよぅ…!

「…それにしても、元気でそれでおませな妹さんだね^^」

「…えぇ…でも、フローレの積極的な所…僕も見習わなくちゃ、です…」

レミゼラさんは、ただ「ふふっ」と笑うだけでした。

「それじゃあ、そろそろ行こうか。早くしないと日が暮れてしまうよ」

「は、はい…!」

レミゼラさんと僕は…手を繋いで歩きました…

(筆者より:妹、襲来。笑。
なんともおませさんな妹ですな^^

続き、任せてもいいかな?>同胞)
今日は日がな一日、図書館で本を読んでいました…
図書館の静かな雰囲気や…印刷の染料の匂いが心地よくて…面白い本を見つけると、つい長居してしまいます…
…うぅ、すっかり夕焼け空になってしまいました…早く、帰らないと…

「おや、セララ君?」

Σひゃあっ!!
思わずびっくりして…飛び上がってしまいました…
その方の方を見てみると…
…レミゼラさん…?

「ど、どうしてここに…?ソノラにおられる筈じゃあ…」

「あぁ、昨日から観光でね、ちょっと来ていたんだよ」

昨日から…うぅ、僕が帰りの列車に乗っていたころでしょうか…

「それでは…明日の芸術祭も見て行かれるのですか…?」

「芸術祭…?あぁそうか、そういえば明日だったね」

…知らないで、来られたのでしょうか…?

「…もしよければ…ご覧になって行って下さいませ…」

「ふふ、そうさせてもらおうかな^^…ところで、立ち話も何だし、良かったらどこかでお茶でもどうだい?」

えぇ…!?そんな…どうしましょう…

「ご、ご一緒なんて…いいのですか…?」

「もちろんだとも!この間は楽しい時を過ごさせてもらったしね^^」

この間の…セレナーデタイム…
…むしろ、僕の方がお礼を言いたい位なのですが…

「そ…それじゃあ…僕、美味しい喫茶店、知っています…!良かったら…そこで、いかがでしょう…?」

「本当かい?それは是非ともお言葉に甘えたいね^^」

これで…少しでも先日のお礼になれたらいいのですが…

「それじゃあ悪いけれど、そのお店に案内して貰えるかな?」

「はい…え、えっと…こ、こっちの方です…着いて来て…下さい…!」

…いつもは僕が案内されたりご一緒される側だから…こういうの、何だか新鮮です…ドキドキします…


(筆者より:レミゼラさんお借りですー。殆ど会話文ですが^^;
とりあえずセララの言う美味しい喫茶店はお茶だけでなくお菓子も美味しい所だと思います^^←
もしかしたら後ほど喫茶店での出来事も書くかもですが…セララのことは好きにしていいよ同胞^^(おま

そういやダンジョンでセララをゲットしました(笑)
ネオラント可愛いよネオラント)
お空はすっかり夜になりましたが…大音楽祭は、まだまだ賑やかです…
今僕たちは…広場にいます…
広場には沢山お店が出ていて…恋人同士の方々が、楽しそうに踊っています…
僕とフローレは、二人で踊る人たちを眺めながら…お店で食事をしています…

「だって、”せれなーで・たいむ”よ!恋人たちに人気の時間だもの、たまにはおとうさまとおかあさまに”ふーふみずいらず”の時間をすごさせてあげましょう!!」

「は、はい…」

フローレは…少しおませさんです…
でも…踊っているお父様とお母様は…とても楽しそうです…
しっとりとした音楽に混じって…不思議な笛の音が聞こえたので、そっちを見てみたら…な、なんと…王様が来ていられました…!
王様は…見たことも無い珍しい笛を…とても楽しげに演奏しておりました…
お、思わず…体が震えてしまいました…!
すぐ後に…大臣の方に止められてしまいましたが…うぅ…

…気づけば…お料理のお皿は、空っぽになっていました…

「ところでにいさま、にいさまはいっしょにおどるおじょうさんはいないの?」

「ふ、ふえぇ…!そ、そんなの…恐れ多いです…それに…僕はあまり踊りが上手じゃないですし…」

「そんなのわかっているわ、わたしだっていくら相手がみつからなくても、にいさまとだけはおどりたくないもん」

…やっぱり…前に踊りの練習をして…足を踏んでしまった事…根に持っているみたいです…

「…おや?君はさっきの…」

「あ…レミゼラさん…さっきはお世話になりました…」

ぺこりとお辞儀をして…レミゼラさんがお一人だという事に…気が付きました…

「…どなたかと…踊られないのですか…?」

「ん?あいにく約束しているような人はいなくてね。暇を持て余していたんだ」

「そう…なのですか…?…ちょっと…意外です…」

「君達は?」

「えっと…」

「おとうさまとおかあさまが”せれなーで・たいむ”をたのしめるように、わたしたちはじゃましないようにしているの!にいさまはどっちみちおどる相手なんていないんだけどねっ!」

∑ふ、ふえぇ…フローレに言われちゃいました…
でも…余計な事も言われちゃいました…

「そうなんだ?ふぅん…」

レミゼラさんは…少し考えたような顔をして…そしてすぐにニコッと笑ってこう言いました…

「互いに相手がいないようだから、二人で踊らないかい?」

「えっ…!?」

一瞬…耳を疑いました…
ぼ、僕なんかで…いいのでしょうか…そりゃ、踊って頂けるのは嬉しいのですけれど…レミゼラさんだったら、僕なんかよりもいい人はいると思いますし…僕…踊りは上手くないですし…

「いいじゃないのにいさま!せっかくだからレミゼラおにいさまにおどりを教えてもらったらどう!?」

「ふぇ…」

「ははは、遠慮はしなくてもいいよ。どうせ予定もないし、君にもこのソノラの大音楽祭を楽しんでもらいたいからね」

「…それじゃあ…お言葉に甘えて…」

=====

奏でられる音楽に合わせて…ステップを踏みます…
何回か、レミゼラさんの足を…踏んでしまいそうになりましたけれど…レミゼラさんは、丁寧にリードをして下さって…踊りやすかったです…
踊りながらも…とても丁寧に指導してくれて、少しだけ上手になったのかなぁ…って…思います…

「…あ…ありがとう…ございます…」

「礼には及ばないよ^^楽しかったかい?」

「は…はい…!とっても…!」

「セララ、フローレ!」

あ…お父様とお母様が…帰ってきました…

「本当に良かったのかしら、私達だけで楽しんでしまって…あら、あなたはさっき、セララを送り届けてくれた…」

「失礼、レミゼラ=ミゼラブルと申します^^…そういえば、君の名前を聞いていなかったね。セララ君て言うんだね?」

「は…はい…本名は、セオフィララス…と…言います…」

「へぇ、いい名前じゃないか」

「ありがとうございます…!」4

「レミゼラ君、だったかね。セララ達の面倒を見てくれたのかい?感謝するよ」

「いえいえ、僕も楽しい時間を過ごす事ができましたし^^」

「あのね、とうさま!レミゼラおにいさまはセララにいさまといっしょにおどってくださったのよ!
レミゼラおにいさまのていねいな”ごしどう”で、にいさまもひとなみていどにはおどれるようになったんじゃないかしら?」

「ふ、フローレ…;」

「フフッ」

「ねぇねぇレミゼラおにいさま!こんどはわたしともおどって下さいな!」

「おやおや、参ったね…ふふ、よろしいですよ、小さなレディ^^」

「うふふっ!おねがいします!」

「フローレ、あまりご迷惑をお掛けしないようにね?」

「わかっているわ!よろしくおねがいしますね、レミゼラおにいさま!」

こうして…楽しくて賑やかな大音楽祭の夜は…静かに更けて行きました…
そして、だんだんと喧騒は静まり…気づけば、祭りも終わり…ノクターンタイムも、迫っていました…


(筆者より:前回に引き続きレミゼラさん盛大にお借りですー^^
そして冒頭部分でこっそり王様とレオンさんを目撃しております笑
しかし予想以上に長くなった…ダンス部分の詳細はまるまる省いているのに^^;;;;
ダンス部分で書き足したい事あれば好きに書き足してくれ同胞よ!←

しかし今回、妹のフローレにぐいぐい引っ張っていってもらっている形だな笑
とりあえず、フローレはおしゃまでおませで行動派なょぅじょです^^)
(時間帯:ポルカ・タイム~17時の自由時間)

…うぅ…どうしましょう…
さっきから、お父様たちを探しているのですが…見つかる気配が無いです…
…そういえば…確か午後の二時から…オペラが公演されるらしいです…
そちらに行けば…会えるでしょうか…
…さっきのホールと、同じ場所で開演するんですよね…?

…でも……ここからどうやっていけばさっきの場所にいけるのでしょうか…

うぅ…どうしましょう…どなたかに道を聞くのがいいのでしょうけど…怖くて、声がかけられないです…
…お父様…お母様…フローレ…

「…ひっく…ふえ…ふぇえん…」

「…どうしたのかな?」

…ふぇ…?

「ほら、泣かないで顔を上げてごらん。せっかくの大音楽祭を楽しみましょう?」

…この人…どこかで…

「…さっきの…オーケストラでフルートを演奏していた人…?」

その人は…ニコッと優しく笑って…僕が泣いていた理由を尋ねました…
…はい…お話しました…迷子になった、って事を…

「そうですか…なら一緒にお探ししましょうv」

え…し、初対面の方に…そんな、申し訳ないです…!
僕がそう言うと…「目の前で困っている人を見過ごしてはおけません」と…返されました…
うぅ…ごめんなさい…ありがとうございます…

=====

一緒に歩きながら…色んな事をお話しました…
その人はレミゼラさんと言うらしくて…このソノラのミゼラブル家の…次男でいらっしゃるらしいです…
レミゼラさんは…マリポーサのお話を、とても楽しそうに聞いて下さりました…
いい人で…良かったです…

「オーケストラ…とっ、とてもよかったです…」

「!ありがとう^^」

レミゼラさんのフルートは…とても綺麗な音色でした…感動しました…!
…あっ…

「にいさま!どこに行っていたの!?」

フローレ…!お父様と…お母様も…!

「…あ、か…家族居ました…!ありがとうございますっ…」

「本当かい?よかったよかった^^」

本当に…ご迷惑をおかけしてしまいました…ありがとう、ございました…!

「もう、はぐれちゃ駄目だよ?」

「はい…それでは、これで…」

レミゼラさんには…本当にお世話になりました…!何回ありがとうを言っても…言い足りないです…!
…あの人がお兄様がだったら、いいのになぁ…

「にいさま!はやくはやく!!」

「は、はい…!今、行きます…!」

ふと、向こうの方に目をやったら…光の球?が、宙に漂っていました…
とても…綺麗でした…

「にいさま!」

「はっ…はい!!」


(筆者より:とりあえずここまで!後は任せた!←
初対面の人なのできっとビビッています^^びくびくしながら受け答えするでしょうね笑

追記:レミゼラさんお借りしましたー!ついうっかり「お兄様~」発言(いや言ってないけど)出ました^q^
次はセレナーデでお会いしましょう!笑
そしてこっそりフォーさんのネタに便乗したのですが、時間軸大丈夫でしょうかね?)
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