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今日は、先日の図書の日と並ぶこのマリポーサの見所…芸術祭です…
今回もまた…お父様やお母様やフローレが来る事になっているのですが…そういえばレミゼラさんがご一緒なされる事は言っていませんでした…大丈夫でしょうか…?

「にいさま!」

あっ…フローレが来たみたいです…

「あの…フローレ…僕、今日一緒に行く約束をした人がいるのですが…」

「あら、聞いていないわそんなの!」

「ご、ごめんなさい…でも、良かったらその人も一緒に、どうかなって…」

「ふぅん、どんな人かにもよるけどね!それでその人は?」

「あ…そろそろ来る頃かなぁと…」

本当は待ち合わせしようかと思っていたのですが…迎えに行くと言われまして…

「坊ちゃま、お客様ですよー!」

「あら、さっそくお出ましかしら?」

それを聞いたフローレは…僕よりも先に玄関へ走って行きました…

「やぁセララ君!…って、あれ?妹さん…?

「あら、レミゼラおにいさま!先日はにいさまがたいへんおせわになりました!」

あぁ…フローレってば…
…来客を確認したフローレは…レミゼラさんにご挨拶をして…再び僕の方へ戻ってきました…

「…もしかして、今日ごいっしょなされる方って、レミゼラおにいさまなの?」

「は…はい…」

フローレは・・・ただ「ふぅん」と頷くだけでした…
そうこうしていると、レミゼラさんがこちらに来ました…

「あ、レミゼラさん…お父様とお母様も、もうすぐ着くと思いますので…」

「妹さんが先に来ているのに?」

「フローレは…すこしせっかちさんなんです…よければ…お父様とお母様が着くまで…お茶でも、いかがですか…?」

「ふふ、そうだね、ご馳走になろうかな^^」


「…はは~ん…」


…紅茶のカップが空になったとき…急にフローレに腕を引っ張られました…
…な、何事でしょうか…?

「…ふふっ、にいさまったらぁ。そういうことだったのね」

「…ふぇ?」

「とうさまとかあさまにはわたしからお話ししておくから、にいさまはどうぞふたりきりでたのしんできてちょうだい!」

「へ!?ふ、フローレ、どういうことですか!?」

「またまたぁ、てれちゃって…あ、レミゼラおにいさま!にいさまのこと、よろしくおねがいしますね!」

「?ふふ、言われずとも、今日一日しっかりエスコートさせてもらうよ^^」

「それじゃあにいさま、ばっちり言っておくからね!」

ふえええぇぇぇええ!?フローレ、どういうことですか?説明して下さいよぅ…!

「…それにしても、元気でそれでおませな妹さんだね^^」

「…えぇ…でも、フローレの積極的な所…僕も見習わなくちゃ、です…」

レミゼラさんは、ただ「ふふっ」と笑うだけでした。

「それじゃあ、そろそろ行こうか。早くしないと日が暮れてしまうよ」

「は、はい…!」

レミゼラさんと僕は…手を繋いで歩きました…

(筆者より:妹、襲来。笑。
なんともおませさんな妹ですな^^

続き、任せてもいいかな?>同胞)
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