貴族ログ
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お空はすっかり夜になりましたが…大音楽祭は、まだまだ賑やかです…
今僕たちは…広場にいます…
広場には沢山お店が出ていて…恋人同士の方々が、楽しそうに踊っています…
僕とフローレは、二人で踊る人たちを眺めながら…お店で食事をしています…
「だって、”せれなーで・たいむ”よ!恋人たちに人気の時間だもの、たまにはおとうさまとおかあさまに”ふーふみずいらず”の時間をすごさせてあげましょう!!」
「は、はい…」
フローレは…少しおませさんです…
でも…踊っているお父様とお母様は…とても楽しそうです…
しっとりとした音楽に混じって…不思議な笛の音が聞こえたので、そっちを見てみたら…な、なんと…王様が来ていられました…!
王様は…見たことも無い珍しい笛を…とても楽しげに演奏しておりました…
お、思わず…体が震えてしまいました…!
すぐ後に…大臣の方に止められてしまいましたが…うぅ…
…気づけば…お料理のお皿は、空っぽになっていました…
「ところでにいさま、にいさまはいっしょにおどるおじょうさんはいないの?」
「ふ、ふえぇ…!そ、そんなの…恐れ多いです…それに…僕はあまり踊りが上手じゃないですし…」
「そんなのわかっているわ、わたしだっていくら相手がみつからなくても、にいさまとだけはおどりたくないもん」
…やっぱり…前に踊りの練習をして…足を踏んでしまった事…根に持っているみたいです…
「…おや?君はさっきの…」
「あ…レミゼラさん…さっきはお世話になりました…」
ぺこりとお辞儀をして…レミゼラさんがお一人だという事に…気が付きました…
「…どなたかと…踊られないのですか…?」
「ん?あいにく約束しているような人はいなくてね。暇を持て余していたんだ」
「そう…なのですか…?…ちょっと…意外です…」
「君達は?」
「えっと…」
「おとうさまとおかあさまが”せれなーで・たいむ”をたのしめるように、わたしたちはじゃましないようにしているの!にいさまはどっちみちおどる相手なんていないんだけどねっ!」
∑ふ、ふえぇ…フローレに言われちゃいました…
でも…余計な事も言われちゃいました…
「そうなんだ?ふぅん…」
レミゼラさんは…少し考えたような顔をして…そしてすぐにニコッと笑ってこう言いました…
「互いに相手がいないようだから、二人で踊らないかい?」
「えっ…!?」
一瞬…耳を疑いました…
ぼ、僕なんかで…いいのでしょうか…そりゃ、踊って頂けるのは嬉しいのですけれど…レミゼラさんだったら、僕なんかよりもいい人はいると思いますし…僕…踊りは上手くないですし…
「いいじゃないのにいさま!せっかくだからレミゼラおにいさまにおどりを教えてもらったらどう!?」
「ふぇ…」
「ははは、遠慮はしなくてもいいよ。どうせ予定もないし、君にもこのソノラの大音楽祭を楽しんでもらいたいからね」
「…それじゃあ…お言葉に甘えて…」
=====
奏でられる音楽に合わせて…ステップを踏みます…
何回か、レミゼラさんの足を…踏んでしまいそうになりましたけれど…レミゼラさんは、丁寧にリードをして下さって…踊りやすかったです…
踊りながらも…とても丁寧に指導してくれて、少しだけ上手になったのかなぁ…って…思います…
「…あ…ありがとう…ございます…」
「礼には及ばないよ^^楽しかったかい?」
「は…はい…!とっても…!」
「セララ、フローレ!」
あ…お父様とお母様が…帰ってきました…
「本当に良かったのかしら、私達だけで楽しんでしまって…あら、あなたはさっき、セララを送り届けてくれた…」
「失礼、レミゼラ=ミゼラブルと申します^^…そういえば、君の名前を聞いていなかったね。セララ君て言うんだね?」
「は…はい…本名は、セオフィララス…と…言います…」
「へぇ、いい名前じゃないか」
「ありがとうございます…!」4
「レミゼラ君、だったかね。セララ達の面倒を見てくれたのかい?感謝するよ」
「いえいえ、僕も楽しい時間を過ごす事ができましたし^^」
「あのね、とうさま!レミゼラおにいさまはセララにいさまといっしょにおどってくださったのよ!
レミゼラおにいさまのていねいな”ごしどう”で、にいさまもひとなみていどにはおどれるようになったんじゃないかしら?」
「ふ、フローレ…;」
「フフッ」
「ねぇねぇレミゼラおにいさま!こんどはわたしともおどって下さいな!」
「おやおや、参ったね…ふふ、よろしいですよ、小さなレディ^^」
「うふふっ!おねがいします!」
「フローレ、あまりご迷惑をお掛けしないようにね?」
「わかっているわ!よろしくおねがいしますね、レミゼラおにいさま!」
こうして…楽しくて賑やかな大音楽祭の夜は…静かに更けて行きました…
そして、だんだんと喧騒は静まり…気づけば、祭りも終わり…ノクターンタイムも、迫っていました…
(筆者より:前回に引き続きレミゼラさん盛大にお借りですー^^
そして冒頭部分でこっそり王様とレオンさんを目撃しております笑
しかし予想以上に長くなった…ダンス部分の詳細はまるまる省いているのに^^;;;;
ダンス部分で書き足したい事あれば好きに書き足してくれ同胞よ!←
しかし今回、妹のフローレにぐいぐい引っ張っていってもらっている形だな笑
とりあえず、フローレはおしゃまでおませで行動派なょぅじょです^^)
今僕たちは…広場にいます…
広場には沢山お店が出ていて…恋人同士の方々が、楽しそうに踊っています…
僕とフローレは、二人で踊る人たちを眺めながら…お店で食事をしています…
「だって、”せれなーで・たいむ”よ!恋人たちに人気の時間だもの、たまにはおとうさまとおかあさまに”ふーふみずいらず”の時間をすごさせてあげましょう!!」
「は、はい…」
フローレは…少しおませさんです…
でも…踊っているお父様とお母様は…とても楽しそうです…
しっとりとした音楽に混じって…不思議な笛の音が聞こえたので、そっちを見てみたら…な、なんと…王様が来ていられました…!
王様は…見たことも無い珍しい笛を…とても楽しげに演奏しておりました…
お、思わず…体が震えてしまいました…!
すぐ後に…大臣の方に止められてしまいましたが…うぅ…
…気づけば…お料理のお皿は、空っぽになっていました…
「ところでにいさま、にいさまはいっしょにおどるおじょうさんはいないの?」
「ふ、ふえぇ…!そ、そんなの…恐れ多いです…それに…僕はあまり踊りが上手じゃないですし…」
「そんなのわかっているわ、わたしだっていくら相手がみつからなくても、にいさまとだけはおどりたくないもん」
…やっぱり…前に踊りの練習をして…足を踏んでしまった事…根に持っているみたいです…
「…おや?君はさっきの…」
「あ…レミゼラさん…さっきはお世話になりました…」
ぺこりとお辞儀をして…レミゼラさんがお一人だという事に…気が付きました…
「…どなたかと…踊られないのですか…?」
「ん?あいにく約束しているような人はいなくてね。暇を持て余していたんだ」
「そう…なのですか…?…ちょっと…意外です…」
「君達は?」
「えっと…」
「おとうさまとおかあさまが”せれなーで・たいむ”をたのしめるように、わたしたちはじゃましないようにしているの!にいさまはどっちみちおどる相手なんていないんだけどねっ!」
∑ふ、ふえぇ…フローレに言われちゃいました…
でも…余計な事も言われちゃいました…
「そうなんだ?ふぅん…」
レミゼラさんは…少し考えたような顔をして…そしてすぐにニコッと笑ってこう言いました…
「互いに相手がいないようだから、二人で踊らないかい?」
「えっ…!?」
一瞬…耳を疑いました…
ぼ、僕なんかで…いいのでしょうか…そりゃ、踊って頂けるのは嬉しいのですけれど…レミゼラさんだったら、僕なんかよりもいい人はいると思いますし…僕…踊りは上手くないですし…
「いいじゃないのにいさま!せっかくだからレミゼラおにいさまにおどりを教えてもらったらどう!?」
「ふぇ…」
「ははは、遠慮はしなくてもいいよ。どうせ予定もないし、君にもこのソノラの大音楽祭を楽しんでもらいたいからね」
「…それじゃあ…お言葉に甘えて…」
=====
奏でられる音楽に合わせて…ステップを踏みます…
何回か、レミゼラさんの足を…踏んでしまいそうになりましたけれど…レミゼラさんは、丁寧にリードをして下さって…踊りやすかったです…
踊りながらも…とても丁寧に指導してくれて、少しだけ上手になったのかなぁ…って…思います…
「…あ…ありがとう…ございます…」
「礼には及ばないよ^^楽しかったかい?」
「は…はい…!とっても…!」
「セララ、フローレ!」
あ…お父様とお母様が…帰ってきました…
「本当に良かったのかしら、私達だけで楽しんでしまって…あら、あなたはさっき、セララを送り届けてくれた…」
「失礼、レミゼラ=ミゼラブルと申します^^…そういえば、君の名前を聞いていなかったね。セララ君て言うんだね?」
「は…はい…本名は、セオフィララス…と…言います…」
「へぇ、いい名前じゃないか」
「ありがとうございます…!」4
「レミゼラ君、だったかね。セララ達の面倒を見てくれたのかい?感謝するよ」
「いえいえ、僕も楽しい時間を過ごす事ができましたし^^」
「あのね、とうさま!レミゼラおにいさまはセララにいさまといっしょにおどってくださったのよ!
レミゼラおにいさまのていねいな”ごしどう”で、にいさまもひとなみていどにはおどれるようになったんじゃないかしら?」
「ふ、フローレ…;」
「フフッ」
「ねぇねぇレミゼラおにいさま!こんどはわたしともおどって下さいな!」
「おやおや、参ったね…ふふ、よろしいですよ、小さなレディ^^」
「うふふっ!おねがいします!」
「フローレ、あまりご迷惑をお掛けしないようにね?」
「わかっているわ!よろしくおねがいしますね、レミゼラおにいさま!」
こうして…楽しくて賑やかな大音楽祭の夜は…静かに更けて行きました…
そして、だんだんと喧騒は静まり…気づけば、祭りも終わり…ノクターンタイムも、迫っていました…
(筆者より:前回に引き続きレミゼラさん盛大にお借りですー^^
そして冒頭部分でこっそり王様とレオンさんを目撃しております笑
しかし予想以上に長くなった…ダンス部分の詳細はまるまる省いているのに^^;;;;
ダンス部分で書き足したい事あれば好きに書き足してくれ同胞よ!←
しかし今回、妹のフローレにぐいぐい引っ張っていってもらっている形だな笑
とりあえず、フローレはおしゃまでおませで行動派なょぅじょです^^)
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