図書の日です…

今日は、マリポーサの図書館の本が一斉に日干しされる図書の日です…
普段は見られない本も自由に読むことが出来るらしいです…楽しみです…
でも…今日はもう一つ楽しみな事があります…

｢坊ちゃま、旦那様達はもうすぐこちらに着く様ですよ｣

｢ホントですか…？｣

今日は…お父様とお母様と…妹のフローレが、マリポーサに遊びに来ます…
お父様も…昔の建築の本に興味があるらしいですし…フローレにもいい機会だって、言っていました…

＊＝＊＝＊

ドアの呼び鈴がちりぃんと鳴って…ボクはメイドさんと一緒に、玄関へ行きました…

｢こんにちは、にいさま！｣

｢先週ぶりです…フローレ…｣

一番最初に…妹のフローレが飛び込んできました…
あとから続いて、お父様とお母様も来ました…
今日お父様とお母様は此処に泊まって…明日、皆でアクアヴィテに帰ります…

｢さぁ、にいさま！早くとしょかんにいきましょう！！｣

｢え…えっと…せっかく来たのですから…もう少しゆっくりしてからでも…｣

｢だめよ、わたしここのとしょかんの本が見たくてきたのよ！一分でも一秒でも早く、すてきな本をさがしたいの！ねぇいいでしょ？おとうさま！｣

｢…ははは、仕方が無いな。それじゃあ私達は後から行くから、二人で先に行っててくれ｣

｢くれぐれも、迷子になったりしない様にね？｣

フローレは…ちょっとせっかちさんです…
でも、ボクよりしっかりしていて…時々見習わなきゃなぁと思うときがあります…

｢さぁ行きましょう！にいさま！！｣

フローレはボクの手を引いて、玄関に向かいました…

(筆者より：妹ちゃん初公開？
セララがおどおど臆病っ子なのとは対照的にフローレはちゃきちゃきせっかちなしっかり者な設定。
妹にも敬語を使っている辺りがヘタレです笑
二人の共通点といえば、甘いものが好きなくらいですね。

イオさんとの絡みは後日書かせて頂きます。
…シャラちゃんに続いて女の子に間違われちゃいましたよ＾＾)