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大まかにラフ書きしてみた程度です。他の方の記事を見て随時加筆修正いたします)

今日、島の者達全員が神殿前に集められた。
長老様、老巫女様から伝えられた言葉に、俺達は驚きを隠せなかった。


侵略者


俺は会った事こそないが、父さんから先の侵略者との戦いは聞かされている。
もしかしたら、俺も戦うことになるかもしれない。
いや…大切なこの島やみんな、エーデルラントを守るためなら…俺は戦う。

また、古の御影石の話も聞かされた。
身に着けていると島の外でも竜の姿を保てるが、島の外で石が割れると人の姿になれなくなる上に衰弱してしまうらしい。
…この石の存在は話に聞いていたが、石の持つ力などの詳細を知ったのは初めてだ。
島の外で竜になれるメリットは大きいが、それ相応のリスクが伴う。
今度の侵略者との戦いでこの石を使うときが来るかもしれない、と長老様は言った。
思わず、緊張が走る。

=====

「…チャリ兄さん」

「どうしたんだ、ミリ」

神殿の帰り、ミリと会い一緒になった。
少しうつむき加減のまま、ミリは続ける。

「…やっぱり、少し怖いですよね…もし、侵略者達が来たら…どうなって住まうのでしょう」

「…安心しろって、俺達がいるだろ?侵略者なんて、ちょちょいのちょいで追っ払ってやるって」

ミリの頭をクシャリとかき回し、不安を取り除くかのように声をかける。
すぐに「子ども扱いしないで下さい」と手を振り払われたが。

…本当のことを言うと、俺だって不安なんだけどな。けれど、俺まで不安がってたらコイツらだって心配するじゃないかと自らを奮い立たせる。

「力が必要になったとき…か…」

「ん?」

「い、いいえ。何でもありません」

俺たちは家までの道のりを、ただ歩いた。


(筆者より:他の方の記事を見て、随時加筆修正の予定です。
とりあえずミリ君お借りしましたー。ミリ君やカケホ君の前ではきっとお兄さん気取りなんだよ…^^
けれどメイたん辺りにはもてあそばれているといい^^←)
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