貴族ログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日、長老様から話があった。
一度は撤退したと思われた侵略者が、再びエーデルラントに上陸してきたらしい。
しかも今度は、巨大な投石器という武器を携えて。
今現在もエーデルラントでは侵略者と騎士との攻防が繰り広げられているのだとか。
「先日向かってもらったばかりで悪いのじゃが…きっとまた我らの力を貸すことになろう。向かってくれるか?」
俺達の返事は決まっていた。
=====
「いつ頃出発にするか、ポポロ?」
「エーデルラントの騎士達も苦戦しているみたいだしなぁ…できるだけ早く向かいたいよな」
「例の彼女さんのことも気がかりだしなぁ?」
「ちょ、そりゃ関係ないだろ!」
あの後、ポポロといつエーデルラントに向かうかの相談をしている。
準備も必要だが、早く向かいたいのも確かだ。
「あの、兄さん達っ」
聞き覚えのある声に呼び止められて振り向くと、そこにはミリがいた。
「どうしたんだ、ミリ?」
「僕も…兄さん達と一緒に連れて行ってください」
ミリは俺達の目をまっすぐに見てそう言った。
そのことに俺は驚いた。
「え、でもミリ、お前は…」
「僕だって、もう成人しているんです、一人前に戦えます…!子ども扱いしないで下さい!
父さんからの許しも貰いました、僕だって兄さん達と一緒に、この島やエーデルラントを守るために戦いたいんです…!」
彼の言葉は、真剣そのものであった。
その姿勢に打たれ、俺は彼の言葉を否定することが出来なかった。
ポポロが続けた。
「戦うってことは生半可なことじゃないぞ。相手を倒すのにも覚悟がいるし、自分が傷つく覚悟も必要だ。それでも、行くか?」
ミリは、黙って頷いた。
「…わかったよ、そこまで考えているのなら一緒に行こう、ミリ」
「…ありがとう御座います…!」
(筆者より:ティー様、ポポロ君、ミリ君をお借りしました。セリフとか口調とか違う!っていうのがありましたらご一報下さい><
てっきり空の騎士団結成を今日だと思っていたのは内緒←)
一度は撤退したと思われた侵略者が、再びエーデルラントに上陸してきたらしい。
しかも今度は、巨大な投石器という武器を携えて。
今現在もエーデルラントでは侵略者と騎士との攻防が繰り広げられているのだとか。
「先日向かってもらったばかりで悪いのじゃが…きっとまた我らの力を貸すことになろう。向かってくれるか?」
俺達の返事は決まっていた。
=====
「いつ頃出発にするか、ポポロ?」
「エーデルラントの騎士達も苦戦しているみたいだしなぁ…できるだけ早く向かいたいよな」
「例の彼女さんのことも気がかりだしなぁ?」
「ちょ、そりゃ関係ないだろ!」
あの後、ポポロといつエーデルラントに向かうかの相談をしている。
準備も必要だが、早く向かいたいのも確かだ。
「あの、兄さん達っ」
聞き覚えのある声に呼び止められて振り向くと、そこにはミリがいた。
「どうしたんだ、ミリ?」
「僕も…兄さん達と一緒に連れて行ってください」
ミリは俺達の目をまっすぐに見てそう言った。
そのことに俺は驚いた。
「え、でもミリ、お前は…」
「僕だって、もう成人しているんです、一人前に戦えます…!子ども扱いしないで下さい!
父さんからの許しも貰いました、僕だって兄さん達と一緒に、この島やエーデルラントを守るために戦いたいんです…!」
彼の言葉は、真剣そのものであった。
その姿勢に打たれ、俺は彼の言葉を否定することが出来なかった。
ポポロが続けた。
「戦うってことは生半可なことじゃないぞ。相手を倒すのにも覚悟がいるし、自分が傷つく覚悟も必要だ。それでも、行くか?」
ミリは、黙って頷いた。
「…わかったよ、そこまで考えているのなら一緒に行こう、ミリ」
「…ありがとう御座います…!」
(筆者より:ティー様、ポポロ君、ミリ君をお借りしました。セリフとか口調とか違う!っていうのがありましたらご一報下さい><
てっきり空の騎士団結成を今日だと思っていたのは内緒←)
PR
Comment
Trackback